2014年04月29日公開|スバル
以前にも後方追突されバンパー修理をされたことがありますが、今回は前方よりの衝突で事故となられてしまいました・・・
然し、前方衝突でありながら事故は100-0事故とのことで、詳細はお聞きしておりませんが、
2回の事故ともご自身の過失のない事故だったことはラッキーです!
今回のご入庫は板金修理からのご依頼を頂きました!
この様に事故のような予定外の出来事の場合、通常のように予約を入れてからというわけにはいかず、通常予約の合間を縫っての施行となるため、他社で板金修理を行われて突然、
「事故修理完了したのですが、いつコーティング補修できますか?」
とご依頼いただいても、弊社における工程調整はかなり厳しいものがあります・・・
然し、今回のように板金修理からご依頼いただけば、弊社提携板金塗装工場との完了日程調整も可能ですので、事前にコーティング補修を行う日程調整も就きやすくなります。
オーナー様においても2か所にお持込み頂く手間も省けます!
然し最大のメリットは板金塗装修理の仕上がりに弊社が責任を持って管理できることでしょう。
塗装方法・範囲や使用塗料の指定。
塗装後の肌調整の確認。
物咬みや色合わせ塗装ダレの確認。
等、仮に仕上がり状態において問題があった場合でも、弊社が責任をもって対処することができます!
これが他社依頼されてのお持込みとなると、板金塗装仕上げりに不具合を弊社において発見したとしても、弊社が修理をされた工場と直接交渉をすることはできませんので、
オーナー様が修理依頼をされた工場と交渉して頂かなくてはならないため、かなり問題解決には困難が予想されます。
事実、このような問題は過去起こっており、
必ずと言っていいレベルでオーナー様と依頼された板金修理工場とで揉め事になっております・・・
今回の板金塗装修理範囲はフロントバンパー交換と、右フロントフェインダーでしたが、修理完了後確認してみると、
このように線傷がかなりついてしまっていました・・・
この様に仕上げレベルが低く、
弊社での磨きでの補修が本来保険会社との協定で認められるレベルを超えて必要となった場合、
これは提携板金工場との話し合いで済みますので、
オーナー様には関係ない話で済みますが、これが他社修理でのお持込みとなると、
追加で必要な磨きに関しましては保険会社では負担はしていただけないため、
オーナー様の実費負担となるか、再度修理して頂いた板金工場にお持込み頂き補修しなおし等の話し合いをして頂かなくてはならなくなります・・・
上記したように板金塗装範囲はフロントバンパー・フロント右フェインダーですので、コーティング補修範囲は隣接パネルとなるボンネット・右ドア・左フロントフェインダーまでとなりますので、合計5パネルのコーティング補修となります。
すでに初回施工から約2年が経過しているため、
結構な傷や水染みにも侵され始めていますし、それなりにコーティングの機能低下も見られます・・・
この状態で、板金修理個所のみコーティング補修をした場合、
明らかに線で引いたごとき意匠性の差が目立ってしまいます。
それを少しでも緩和するため、隣接パネルでの意匠性のグラデーションが必要となってきます!
たまにですが、他社コーティング施工車両にも拘らず、弊社にコーティング補修依頼を頂くことがありますが、弊社は会員制であることと、他社施工車両に責任を持てないこと等の理由により、弊社施工車両でない限りコーティング補修のご依頼はお受けできません。
今回、事故とは全く無関係のパネルの補修もいただきました。
右ドアミラーとルーフの傷の補修です。
どちらもかなりの傷の深さがあり、通常の磨きコースでの対応では無理の為、部分傷取り磨きの“スポット磨き”でのご対応が必要です・・・
ミラーで1区画、ルーフはほぼ半分が多少となるため4区画分が必要となりますので、
合計5区画となりますが、事故+自費負担では気が引けますので、
ここは1区画分はサービスして4区画分の料金とさせていただきました!
鬼の目にも涙!
的、仏心?
これ考えようですが、この自費負担補修パネルまで入れると、補修範囲は6パネルとなりこのようなクーペボデイの場合約半分にもなります。
初回施工より2年経過等を考慮すると、この機会に再施工を行えば自費負担は半額で再施工可能となります!
1~2年後に全額実費で再施工することを考えると、
この段階で再施工というのも一つの選択肢ではないでしょうか?
ただし、このような段階でオーナー様からのご依頼以上の費用負担を即すようなご提案は弊社からはいたしませんので、オーナー様ご自身でご提案ください。
上記のオーナー様ご依頼の磨き補修部分ですが、“スポット磨き”により90%の回復をいたしました!
残りの10%は傷の深さが深すぎこれ以上は無理であったり、エッジ部分で研磨不能であったり、アンテナ取付け部に近すぎ研磨バフが当たらない等の理由で傷残りしています。
これ以上の回復をするためには、
再塗装前提でクリアーを飛ばすリスクを抱えて限界まで研磨をしてみる?
となりますが、ここまでの意匠性回復がなされれば、
これ以上のリスク覚悟での追い込みは得策ではないでしょう。
当然板金塗装仕上がり時点であった本来あってはならない傷残りは、弊社にて完全除去をいたしました!
隣接パネル部分も全体の意匠性の違和感が少しでも薄らぐようにグラデーション仕上げをされています。
とはいえ、やはり磨き&コーティングが再施工された部分とされていない部分では明らかに差がありますが、これは致し方ないことです・・・
SUBARU スバル BRZ S エアロパッケージ コーティング補修終了
今回は補修範囲が広く、フロント部分はすべて再施工されているため、施工中にみえられた弊社会員様方も、このお車の仕上がりを見られて、
「新車?」
と、見間違えるほどでした。
今回ご入庫時に依然と大分印象が違うなー
と感じたのは、車高調に交換され大分車高が下がっていたためでした。
正直ノーマル車高時はカッコワルイと感じていましたが、車高が下がることで全然印象が変わり、シャープな感じになりこれなら好いですねー
しかも単にドレスアップ的に車高を下げられたのではなく、きちんとアライメントも取れるようにロアアームも交換された本格的チューニングが施されているのは立派です!
今日日、内容の伴わないカッコだけのチューニングが多い中、きちんとしたことを行うことによる費用増をしてまで、性能向上を追求されたことはまだお若い方にしては珍しいでしょう。
弊社常連様の中にもかなりのチューニングを施している方も多くいらっしゃいますが、
部分的に突出したことをしていたり、選択順序が違っていたり、
根本的チューニングのセオリーを無視していたり、
パーツの取り付けしただけで大事な調整を怠っていたりとか、改悪としか言えないことをしている方がいらっしゃいますが、コストが追い付かないならいじらない!
いじるならそれなりにコストリスクを覚悟して行うべきです。
中途半端が一番危険ですよ!
今回も板金塗装修理からご依頼いただきましてありがとうございました。
チューニングもされパフォーマンスも増したことですし、季節も走りに丁度いいことですから、ワインディングで生まれ変わった愛車を存分にお楽しみください。
弊社お馬鹿なツーリングメンバーにも加わってみませんか?
会員クラス:準会員
車輛クラス:クラスS
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボデイコーティング(保険対応5パネル・自費負担1パネル)
磨きコース=01スタンダード磨きコース(再塗装後の程度良好塗装対応鏡面磨き・保険対応5パネル・自費負担1パネル)
オプション施工=部分傷取り磨き(スポット磨き×4区画・自費負担)
オプション外注=板金塗装(フロントバンパー・右フロントフェインダー・保険対応)
施工料金:32.701円税込(会員オプション割引-10%・耐擦り塗装割増磨き+20%・濃色車割増磨きランク3+10% 適応・保険会社支払い分は非公開)
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