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マイスターの研究レポート

水染みのつかないコーティング剤は?

コーティングに関すること

ズバリないです!

 

これ究極の願いですよねー

しかし残念ながら、

水染みを完全に防ぐことのできるコーティングは存在しないのが現状です・・・

 

ただし防ぐ方法はあります。

  • 保管は車庫。
  • 雨天は乗らない。
  • 洗車は気温の低い日差しの無い時だけ行う。
  • 水道水は使用せず純水で洗う。

これがすべてそろえば水染みは付きませんがこれを実行することはほとんど困難ですよねー

 

無理な以上少しでも水染みがつかないようにするには、まずは日常管理でできること、

  • 洗車は日中は避け、なるべく早朝夜間に行う。
  • その際もトップ部部が乾かないように常に水をかけながら洗う。
  • シャンプー洗車後は、必ず流水で残留シャンプーを空洗いする。
  • 拭き上げ前に純水をスプレーなどでボディにまんべんなくかけてあげる。
  • 拭き上げは10分以内で終わらせる。

これだけでも相当効果はあります。

 

後はコーティングによる予防方法ですが、ここが一番難しいところです。

弊社コーティングを含めたの一般的な比較図です。

注)耐水染み用コーティング剤は除く。

コーテイング剤 水染み耐付着性 水染み耐久性 水染みメインテナンス性 ランニングコスト
シリカ系(親水系)
シリカ系(撥水系) ×
ポリマー × × △~○
WAX(油脂系) × ×
WAX(蝋系)
レジン ×
シリカ保護トップコート - - -

このように全てを兼ね備えたコーテイング剤はありませんので、

その中でどのように選択をすかが問題となってきます。

 

1:シリカ系(ガラス)コーティング

水染みが一番付着しやすいのは、シリカ系コーテイング剤となります。

成分的に水染みを構成する成分との相性がいいことが大きな原因です。

更には施工直後は、有機溶剤の揮発をして徐々に被膜密度が締っていきますが、この間の1~2か月間が一番水染みに対して脆弱な状態となります。

たいていの場合この段階で水染み付着をさせてしまうことで、

以降水染みの付着を促進させてしまっていることが多いと思われます。

特に撥水系のものは水玉残りしやすいため水染みはできやすくなります。

特に濃色車は要注意です。

ただし水染みが付着しても、短期的にコーティングが侵されることはなく、イオンデポジットクレーターとなりコーティングに食い込みを起こすのは相当な時間がかかり、

塗装までもが侵さるることは簡単には起こりません。

注)上記状態は使用されているコーティング剤のシリカ純度や副組成物によりかなりの違いはあります。

また、付着してしまった水染みの除去は、コーティング剤のベースコートを痛めることなくメインテナンスすることがコーティング剤によっては可能です。

ただし撥水系でフッ素をトップコートとしている物は(例:ハイモースコートなど)水染み除去で酸やアルカリの除去剤を使うと溶けてしまうために、再度フッ素の上乗せのメインテナンスが必用とはなります。

長期でのランニングコストで考えると親水系ガラスコーティングか、フッ素などを使用しない撥水コーティング剤が一番お得でしょう。

2:ポリマー&WAX(油脂系)

ポリマー・WAXなど油脂系の物もやはり水染み付着はしやすくはなりますが、シリカのように水染み成分との相性が良い訳ではなく、

油脂分に汚れなどが付着しやすいのが原因です。

これ等は被膜強度があるわけではありませんから、水染み付着が起こり始めれば簡単にコーテイング層は侵され、塗装への食い込みも短期的に起こる可能性があります。

注)ガラス繊維素などの無機複合ポリマーでも同じです。

またコーティング層を痛めずにメインテナンスを行うことはできませんので、水染みクリーニングを行った場合は再施工が必用となります。

ただしメリットは低価格での再施工が可能なことです。

ただしランニングコストで考えると、ポリマーの場合はそこそこのコストとなってしまいます。

 

3:WAX(蝋系)

WAXでも蝋系、カルナバを使用したザイモールやスイスWAX(シュワラスターはダメ)は比較的水染みは付き難くなります

非常に硬い蝋の被膜ができるためです。

そのため水染みができたとしても、

油脂系WAXのように短期的に塗装食い込みは起こしにくくなります

ただしガラスコーティングほどの膜耐久性はありませんので、半年くらいからはWAXへの水染みの食い込みは起こしだしますので1年以内には再施工が必用となります。

やはり水染みメインテナンス剤に対しての耐久性はありませんから、水染みメインテナンスを行った場合は再施工が必用となります。

しかし融点・凝固点が非常に高いので、

再施工の際には古い皮膜除去が非常に困難ですのでDIYでの施工はかなりの労力の覚悟が必要です。

プロショップに依頼される場合にはそれなりのコストの覚悟も必要です。

 

4:レジン

レジンとは直訳すると松脂となりますが、実際に塗装に松脂が塗れるわけではなく、レジンの様な成分によりレジンの様な耐水染み効果を持ったコーティング剤のことを指して、テレビン油やロジンなどの成分が水染みの付着を阻害します。

植物油脂を含む樹脂コーティングですので、中にはガラスコーティングとレジンの複合体を謳ったものもありますが、

分子結合被膜ではなく架橋結合被膜のため1年程度の膜耐久性となってしまいます。

それでも水染みができてしまった際は、

水染みメインテナンス剤を使用すれば簡単に溶かされてしまうためにコーティングの再施工が必用となります。

1回の施工費はさほど高くはありませんが、確実に1年以内での再施工が必用となるため、ランニングコストは結構かかります。

 

5:シリカコーティング保護トップコート

シリカ保護トップコートとは、

ガラスコーティングに対しての初期成膜時における不安定期間をガードするためのもので、水染みの初期付着や傷を防ぐためのものとなります。

これはある意味機能ではレジンと共通するところもありますが、レジンのように植物系油脂ではなく変性シリコンにより水染み付着を阻害しています。

これは長期保護被膜ではなく、

あくまでもガラスコーティングが安定被膜となるまでを保護するためのものですので1~2か月程度で自然に完全剥離してしまいます。

シリカ保護トップコートは、繰り返し施工するものでは無く、ガラスコーティング施工時にオプションとして施工するためのものとなります。

 

結局何が一番いいのかはこれでは判りずらいですのねー

そうなのです、絶対というものがないのです・・・

その中でも弊社がお勧めするのは、

  • ベースコートに親水系もしくはフッ素使用しない撥水系ガラスコーティング。
  • トップコートとして、シリカ保護トップコート。
  • シリカ保護トップコート剥離以降は、WAX(蝋系)ザイモール。
  • もしくは定期的水染み除去メインテナンス。

となります。

残念ながら施工金額はそこそこかかってしまいます。

ただしここまでやれば、

今までのように洗車のたびに増えていく水染みにさほど強迫観念は持たずに済むでしょう。

 

初期投資を抑えたいのであればレジンコーティングが良いでしょうが、

長期的にはお高くなると思います。

 

とにかくお金をかけたくない!

であれば、自身の手間を犠牲にしてWAXですね!

ただし作業中の傷入れは注意が必要です。

 

最終的には、

妥協か、

コストをかけるか

手間をかけるかの選択しでしょうね!

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よくある質問


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