2015年07月07日公開|アウディ
先日BMW M5のメインテナンス&オプション施工でご入庫いただきました、
会員様の新車ご入庫いただきました!
そのM5は濃色車だったため、管理に苦労なされ結構凹む経験をなされたことから、今回はフロレットシルバー メタリックのボディ色になされましたが、
それだけですとちょっと地味ですので、ルーフはオプションのデイトナグレー パールエフェクトとし、最近流行の2トーンです。
今までは、完全露天駐車でしたが、庭に手を入れられたそうですので、カーポートを建てられる計画もおありだそうです。
車格は置いておいたとしても、
お車を良い状態で維持するためにはまずは駐車環境の整備は欠かせませんから!
私の感覚からすると、車を買うより、パーツを買うより、
キャバ行くより最優先が駐車環境です。
とはいうものの、私に至ってもまともな車庫を持ったのは20年くらい前ですが、それ以前は駐車環境は後回しになっていました・・・
ジャガー新車購入を機会に完全保管可能な車庫を用意しましたが、
やはりその効果は絶大で、
それ以前に乗っていたボルボとは意匠性保持は全く別次元の持続が可能になりましたから!
尤もそこに拘るようになりすぎて、今では遠出した時でも長時間駐車する場合は屋根つき以外駐車しなくなりましたので、
基本車はホテルの駐車場に止めっぱなしで、移動はTAX・電車・バスですから、なんのための車なのか?
という、本末転倒になりつつあります・・・
最近では、さらにエスカレートして、基本出かけない!
結果車は汚れない→洗車も必要ない→車は傷まない
という、ほとんど車は置物扱いになりつつあります・・・
お客様方には、
「車は置物ではないので、使用して何ぼですから、
傷んでいくことは許容しなければしょうがないでしょうー」
等と言っている割には、自身の行動は逆・・・
というのは、私許容できないのです。
「別に自分の車なら磨いてもただなんだから、乗ればいいじゃん。」
とよく仲間からも言われますが、自分の車は面倒くさくて磨きたくないんですよねー
ただのものぐさ太郎です・・・
以前施工させて頂いたM5もそうですが、
今回もオプション作業はてんこ盛りです。
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”も今回も全ウインドウに施工です!
以前の施工で、
このウインドウコーティングの効果は体感されていらっしゃいますので、
その感想・印象がよろしかったとのことで、今回もご依頼いただきました。
正直他店様に比べると相当高価格ですが、耐久性や撥水能力は格段に違い、基本的には油膜もほとんどつきませんから、
価値を感じて頂ける方にはかなり魅力的な施工です!
M5でも一部施工させて頂きました、
“ラジカル・コーティング”を今回もご依頼いただきました!
施工箇所は、ピラー部の練プラ、マフラーエンド、ヘッドライトカバー等、
シリカコーティングの完全密着が困難な個所となります。
今回は、ピラー練プラ部分はトップコートに専用トップコートは使用せず、ボディ用コーティング剤でご対応することといたしました。
マフラーエンドは、ホイルコーティングに用いる耐熱トップコートを4層コーティングの後、さらに保護トップコートまで施工します。
ヘッドライトカバーは、PP専用トップコーティングをWコートして仕上げです。
簡易施工店などが行う丸ごとコーティングの様な、ボディ用コーティング剤の転用ではありませんから、その効果耐久性は10倍くらい違うでしょう!
DIY用でも○○専用などと謳われたコーティング剤が多く存在はしていますが、そもそもシリカ密着が物理的に不可能な素材に対してコーティング剤単体での密着は起こりえませんから、ほとんどが眉唾物と言えるでしょうねー
というか、量販店で売られているケミカル自体がほとんどなんちゃってと言っても過言ではないです・・・
既にご入庫前にSI用に購入されていたBBSホイルを、
“ホイル・ガラスコーティング”にて全面コーティングを施行終了してありますが、納車時装着されてる純正ホイルもスタッドレス用として使われますので、
こちらも全面コーティングです!
更に、カラードキャリパーをオプション選択されていますので、
“キャリパーも4か所コーティング”いたします!
キャリパーに使用するコーティングはホイルと共用ですが、
このコーティング剤はポリシザラン系の耐熱コーティングで1.300℃迄OKですから、仮にサーキット走行をなされたとしても全く問題はありません。
又、4層コートで皮膜も厚いうえに9H近い硬度でパッドやローターから排出されるダストも食い込みから守り、跳ねかえしてしまいます!
但し、個人的趣味の話ではありますが、このオプションのカラードキャリパー50.000円もするくせに、カラーはレッド以外選択できないのはいかがなものでしょう・・・
そもそも、レッドキャリパーという設定自体が時代遅れ。
其れとS1という特別モデルでありながら、
なぜキャリパーはブレンボやAP等専用メーカーの物ブロックを使わないのか?
幾ら小型と言えども240PS近くのパワーがあるのですから、多少車体価格が高くなったとしても、上級モデル並みのキャリパーは使ってほしいですねー
BMWとアウデイは其処の考え方がベンツやポルシェと違うようです?
やはり、M5でも施工いただいておりました
“車内光触媒コーティング”のプレミアムでの施工もご依頼いただきました!
この車内光触媒コーティングは、
ボディなどの施工と違い意匠性上のメリットはありませんので、施工される方はほんの少数ではありますが、
今回のようにリピートしてくださるオーナー様もいらっしゃいますので、その効果のほどは“判る方には判る”という事でしょう!
この車はオプションのレザーパーッケージが装着されていますので、プレミアムをご選択いただいておりますが、ファブリックなどの内装の場合はスタンダードで十分です。
というか、単純に車内環境の清浄化のみでしたら、レザーシートのお車でも、ルーフとフロアーのみの施工となるスタンダードでも機能不足は起こりません。
但し、煙草をお吸いになられるとか、匂いなどにかなり敏感な方は、
活性面積に余裕のあるプレミアムの選択をされたほうがより効果は高くはなります!
然し、このS1というお車は、
いまどきとはしては珍しくミッションの選択はMTのみだそうです!
個人的には大歓迎ではありますが、車格的には女性やセカンドー的性格が強いでしょうし、オートマ限定免許が普及してしまっている、
日本での市場としてはかなり厳しい気がします?
車両程度は極上中の極上!
アウディの場合は、過去の例を見るとかなり納車時の個体差が大きく、程度が読めないのですが、今回はラッキーです。
くまなく傷を探しても、サイドミラー下に写真では写らない?
程度の傷があるくらいです。
今回の磨きは、“01スタンダード・ソフト磨きコース”ですが、もしこの施行で上記した傷が取り切れない場合は、
「新車だから、できるだけ完璧にしたいので、スポット磨きが必要ならやってください!」
と、ご依頼いただいておりますので、最悪取り切れない場合にはスポット磨きを行います。
膜厚は、アウディとしてはかなり厚めの143μあります!
この車格ですと、メルセデスでは100~110μ程度ですので、
アウデイは塗料をケチっていませんねー
別に塗装が厚いからと言って、塗料材質がメルセデスよりも劣るという訳でもありません。
私から見て、単にメルセデスがコストダウンに走っているだけだと思っています・・・
幾ら程度が良いと言っても、やはりここだけは傷だらけです・・・
言い疲れた感がすでにありますが、
「だからこの部分には練プラは止めましょう!」
ですよねー
何故多くのメーカーは、頑なに練プラを使い続けるのか?
同じようなコストでも、もっと傷が入らない素材使えそうね気がするのですがねー
流石にここは100%の回復とはいきませんが、99%は改善されたでしょう!
オーナー様の当初の意向としては、ここに前記したようにラジカルコーティングをベースコートとして行い、その後ラジカルコート専用トップコートを行いたいとの御意向でしたが、
「追加料金必要になりますから、ボデイ用でも良いでしょう?」
とご提案し、追加料金なしのボデイ用コーティング剤としました。
確かに、ラジカル専用トップコートのほうが膜厚は稼げますが、今回使用のボデイ用でも6μはありますから、費用対効果を考えるとこれで十分です!
巷では、あそこは高い・・・
と評判らしいですが、
このようにお客様に無駄にお金を使われないようにという気遣いくらいはしています!
今回はあまりに程度がよかったために、
磨きコース上は後1μの研磨余裕を残しての磨き終了となりました。
だったら、スタンダードでなくもっと軽度の磨きでも良いのでは?
という、疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
仕上がりの良さを求めるのであれば必要なのです!
視覚的に傷がある無しに拘わらず、根本的に新車の塗装表面は思っていらっしゃるほど平滑な状態ではなく、かなり細かな凹凸に覆われています・・・
これをスタンダードのように3段階の磨きで仕上げていくのと、これよりも少ない段階で仕上げていくのとは、仕上がりの緻密さに差が出てきてしまいます。
よく見ないとわからないでしょうが、写り込んだ水銀灯内部の光の反射具合が違います。
この様に、淡色車ですとまだ分り難いですが、これが濃色車であれば車にあまり詳しくない方でも、その違いは手に取るように判るでしょう。
磨きは、どんなに高度なポリッシャーを使おうが、いくら高いコンパウンドを使おうが、基本はいかに細かな段階を追い徐々に仕上げていくかですから、
手間を省いた磨き方ではきちんとした仕上がり感にはなりません。
尤も、そこまで拘るか?
拘らないか?
は、個人の意匠性に対しての拘り方の違いですから、良し悪しとはまた別の問題です。
AUDI アウディ S1スポーツバック(8XCWZF)コーティング終了
良い雰囲気に仕上がりました!
オーナー様もご覧になられて、M5の時に施工いただいているグラスコート・アルティメットとは違う艶感に結構ビックリされていました。
今回のコーティングは、ただいま人気沸騰中の
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですが、お客様のご希望はM5の時と同じアルテメットでしたが、このお車も基本は露天駐車であることから、
水染みリスクを考慮してハイブリットをお勧めいたしました!
それ以外にも、お勧めした理由はボディ形状と艶感の相性です。
アウディのボデイスタイルは、基本丸みを帯びておりプレスラインもその曲面を強調する役目の為にあるようなものですから、
より曲面が美しく見えることによりデザインが引き立ちます。
其れには、このブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドの持つ、
柔らかな粘り感のある艶がベストマッチと思われます!
但し、これも好みには個人差がありますから、私は良いと感じても、
人によっては女性的な艶感と感じたり、艶がしつこく感じたりするかもしれません?
私の偏見的見方からすると、
中高年の方はこのような艶のほうが“大人の車”と言った落ち着き感を感じさせるような気がします!
M5の時には施行なさらなかった、
“レジントップコート・コクーンSTD”を今回は御依頼いただきました!
露天駐車で濃色車であったM5の、
施工直後からの水染み管理の難しさを身をもって体験されたからでしょう。
これで絶対水染みは回避できるという訳ではありませんが、
確実にリスクは低減はいたします!
車庫保管が可能であったり、使用頻度も低く洗車もほとんど必要ないような場合には、
施工は必要ないこともあります。
これもご自身の環境等を考慮したうえで、必要か?
不必要か?
を、良く熟慮ください。
必要と感じても、施工すると予算がオーバー・・・
という場合には、お選びになられているコーティングのランクを落としても施行なさることをお勧めいたします!
というのも、施工直後に水染みなどダメージを作ってしまいますと、長期的に見ればコーティング本来の持っている耐久性自体にも影響を及ぼしてしまいますので、
せっかくの性能もスポイルされてしまっては効果半減ともなりかねませんから・・・
この度も沢山の御依頼を頂きまして、ありがとうございました。
これで当分はこのお車もM5も、弊社入庫の必要はないでしょうが、たまには状態を拝見させてください。
先日は話しましたように、某クラッシックレーシングカー納車に近日なりますので、ぜひご覧になられてください。
試乗して頂くことも可能です。
が、いかにせよ冷房はありませんしこの暑さですので、夕方お越しください。
気に入られましたら、今度は方向変えられてクラッシックなどいかがでしょうか。
会員クラス:プレミアム会員登録
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・鏡面仕上げ)
オプション施工1=レジントップコート・コクーンSTD
オプション施工2=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドア×鱗落し)
オプション施工3=車内光触媒コーティング(プレミアム)
オプション施工4=ラジカル・コーティング(ヘッドライトカバー+ピラー練プラ+マフラーエンド)
オプション施工5=ヘッドライトカバー・専用シリカコーティング(ラジカル用Wコート)
オプション施工6=ブレーキキャリパー・ガラスコーティング(新品扱い×4か所)
オプション施工7=ホイル・ガラスコーティング(新品扱い×2セット=フルコート)
オプション施工8=マフラーエンド・ガラスコーティング(耐熱シリカ4層コート)
オプション施工9=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所・サイドステップ×4か所・リアホイールアーチフロントスプラッシュ×左右・サイドロッカー×左右)
施工料金:385.385円税込(会員新規施工車割引-20%・輸入車割増磨き+10% 適応・一部割引割増相殺)
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