2016年06月11日公開|フィアット
旧弊社ツーリング倶楽部メンバーであり現Car Crusaders Club倶楽部員でもある、
会員様です!
が・・・
4月まではロータスエリーゼⅡにお乗りでしたが、
景気悪化のための所得の減少と第二子のご出産とが重なり、
ついに手放さなければならなくなり、
そうは言っても無類の車好きのため普通の車では耐えられない為此処でこのお車を中古車購入されご入庫となりました!
とは言え、此れで以前のロータス仲間もすでに3台減少し、
これら以外の1台の方は仲間内でも音信普通の為既に手放されていらっしゃるかも?
と言うのも、この方2年ほど前から趣味を車から釣に変えられ、
軽自動車とは言えそのためのキャンピングカーまで購入されていらっしゃいますから。
更に以前から、
「結婚したら僕は今持っている車は全て手放し、
ファミリカーでも十分です、
そのときは潔く車趣味は捨てます!」
と仰っていましたから、ことによると結婚もされているのかも?
だから、今までのオタク道の家族生活を脅かしかねない、
我々のような悪童(悪党)連中とは手を切りたいのかも?
寂しい事では有りますが、それも人生の決断ですので応援しています!
とは言え、私自身も此処で車趣味とは決別し、
他の道に進む決断をしました!
ベンツ・ジャガー・マセラティを残し、
ロータス・アングリア・W124・アウディ等は後ろ髪は引かれますが手放します・・・
バイクも含め40年の車一辺倒の人生とも此れでおさらばです。
私の車とのかかわりは、
倶楽部員との交流や弊社お客様との交流と施工をさせて頂くことで満足できるでしょう!
人生には決断の時があり、
英断を下す必要があります!
倶楽部メンバーには独身者も多くいますが、
現在ドップリ漬かった車オタク道で時間もお金も全てを費やす中で、
「本当に結婚したいんです!」
と言っていても、
“二兎を追うもの一兎を得ず”の格言どおり、
上記した元倶楽部員の方のように本当に自身にとって欲するものは何かを見つけ出し、それに向かって新たな努力・転換をする必要があるでしょう!
今まで車オタク道の仲間たちを見ていて最近気付いた事が有ります。
結婚前に独身だからと言って、
お金と時間の全てを費やしている方はまず皆さん独身のままです・・
私自身、結婚当時も車趣味人ではありましたが、
その占める割合は時間お金共に2~3割程度でした。
でなければ、よっぽどの変わり者の女性で無い限り、
オタク車道など理解もしてくれません・・・
結婚したければ独身であっても車オタク道はほどほどに留め、
結婚し家庭も安定し経済的にも余裕が持て、
且つ奥様のご理解が得られれば其処から本当の車オタク道を邁進する様にすれば、
“二兎を追って二兎を得る”事も可能でしょう!
但し、言うまでも無く相当の経済力が必要なことは必須条件ですが・・・
この手のお車の双璧としては、フィアット500とBMWミニですが、好みは恐らく完全に分かれると思います。
どちらもヒストリーを長く持ち過去絶大な人気をはくし、今尚その人気が持続しているところは同じですが、現代で販売されている車のヒストリーの受け継ぎ方はまったく異なります。
そもそも、ミニに至っては会社事態が違いますから、
私から見れば根本的伝承性は0・・・
いくら内装を以前のミニのように似せてみても、
正直な感想としてはキモイだけ。
変にけばけばしさしか感じません・・・
それに比べ、フィアット500はリバイバル・リメイクであっても、
違和感を感じさせられません!
特に奇をてらっているような過剰な演出もありませんし、
単純に時代変遷の中での正等進化と言う印象です!
個人的見解では有りますが、このフィアット500なら購入も検討の余地は有りますが、
BMWミニでは正直タダでも乗りたくない・・・
と、言うのが本音。
然し市場では売れているのが私には?
このお車もやはり中古車販売の際に鉄粉はそのままで販売されてしまっています・・・
どうしてこのくらいの作業をして販売してあげないのかが?
それだけでもお客様のお車への印象だいぶ違うと思うのですが?
ひいては販売店の評価にも繋がるでしょうに。
弊社が中古車販売店だったら、絶対やるのになー
ガンメタのような色、
グルーヴメタルグレーメタリックと言う結構渋いセンスの色ですが、
シルバー系ですがこの色は紺系並に傷がはっきり判りやすい色・・・
但し、メタリックが相当強めですので強い光の時意外はさほど目立たないメリットもあります!
以前お乗りのエリーゼもシルバーでしたので、
シルバー系がお好きなのかも?
この様なかわいい系のデザインに、この様な渋めの色を選ばれるあたりのセンスは、
大人を感じますねー
今回も又、エリーゼの時のようなモデファイ方向で行くのかな?
やはりマフラーエンドも販売店では手付かず・・・
尤も、
「何もしないで!」
と、オーナー様が言ってありますから当然ですが、
そうでなかったとしても何もしていないでしょうけどね・・・
まだ錆も出ていませんでしたので、
軽くリューターで磨いてあげるだけでピカピカになりました!
但し、この作業は01磨きコースでは行いません・・・
以前奥様のお車でもご依頼いただきました、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”を今回もご依頼いただきました!
この車のドアカップ形状は、ボディデザインと同じで単純な形状ですので、
施工はかなり楽でした!
国産車の無意味に複雑な形状は嫌ですねー
フロントバンパーは、
比較的壁のような感じで飛び石ダメージが強そうですので、
此処も貼りこんだ方がいいでしょうが、
現状かなり酷い暈し再塗装がなされてしまっているので、
やるとしても塗装をやり直してのことですのでやらないだろうなー
折角お買いになられた車になんですが、
イタリア車の中でのフィアットは、
日本車で言うところのスズキ&ホンダの軽自動車的・・・
それはなぜかと言うと、
イタリア車の中でも飛びぬけて塗装品質が悪い。
流石に同等の塗料レベルとは言いませんが、
かなり軟らかい塗装です・・・
つまり、傷が付きやすい・・・
シリカコーティングでよく言う製膜硬度は鉄板上での製膜硬度を言いますので、下地の塗装がやわらかければ、
それなりにシリカコーティングの製膜硬度は下がってしまいます。
ですので、硬い塗装の代表格であるベンツなどと比較した場合、
シリカコーティングの製膜硬度は30~40%位レスされてしまうでしょう・・・
但し、磨き屋にとっては研磨が楽と言うこと!
今回は、
「コーティングよりも磨きを優先したい!」
との事で、肌感の鏡面化と少しでも傷残りを少なくする為に、
“03スタンダード磨きコース”となりました!
此処までの磨きをご許可いただければ、
現状の傷の状態を拝見した感じでは傷残りは、1~2%程度に留めることができるでしょう!
側面もそれなりには傷はあります・・・
弊社での今回の施工で3台目ですので、
かなり弊社の施工の考え方を御理解いただいているため、
販売店で多少の磨きを行ってくれるようなお話もあったようですが、
「できる限り何もしないで納車して欲しい!」
と、お伝えくださっていたそうですが、洗車までお断りしていたそうで、
お持込頂いた際にはドロドロ・・・
此処は一寸勘違いですねー
あまりに汚れた状態では、
納車整備中にも傷を入れてしまうリスクも増えますし、
弊社にお持込いただき点検をするにも、
塗装の現状状態の把握が難しくなってしまいます・・・
せめて洗車だけはしてきて欲しいですねー
意外とこのお車磨き辛い・・・
全体が完全に曲面しかありませんし、その上曲面と曲面の入り隅部分が多い。
そのため、バフ面積に対してバフの研磨面積が少なくなる為、
バフの往復回数が増える・・・
そのような場合、
研磨力が上がりますからエッジ等への研磨力は更に上がって来ますので、
そのような部分はバフのプレス圧を弱めたり複数回数当たらないように集中していなければなりません。
前記しましたように、
塗装もかなり軟らかいですし・・・
但し、傷を磨き取ろうと意識して磨かなくても、
知らぬ間に傷は簡単に消えて行きます!
まー、一長一短と言ったところでしょうかねー
側面の傷もほぼ100%近く除去できたでしょう!
約9μの研磨となりましたが、
膜厚はまだ124μも残っていますので、施工前の状態のように仮になってしまっても、更に今回と同じレベルの磨きの必要性がでたとしても、
今回と同じところまでのリセットは全然可能です!
最近同業者の多くが、磨きたくない?
のか、磨けないのか?
知りませんが、磨きを行うことを避ける為に、
磨きを行うこと自体を否定している説明や記述が多いことはお客様やケミカルメーカーなどからもよく耳にしますが、
それを真に受けて磨きなどの研磨量に神経質なご質問を頂くことが増えてきました・・・
言われたり文章を目にしてしまえば気になられるのも当然かもしれませんが、
弊社の場合では磨き前・磨き中・磨き終了後と膜厚計で膜厚確認をしながら磨きを行っていますし、
磨きコース決定時にも当然それを考慮のうえでコース決定をして行きますので、
磨いたら膜厚が極端に減少してしまい、以降リセットもできない・・・
等と言うことはありません!
私から言わせれば、磨きを極力避けようとする業者は、
技術力が無いか?
単に手間を減らして利益率を上げたいだけでしょう・・・
ですので、私だったらそのようなことを言われれば、
逆に不信感を持ってしまいます。
FIAT フィアット 500S(31209)コーティング終了
いくら日ごろ倶楽部等で懇意にしている方と言えども、
仕事の評価となるとドキドキです・・・
まだ30代になられたばかりのお若い方ではありますが、その車に対しての拘りはなかなかのものですので、期待に沿えたのかは?
ですが、ご覧になられた印象は、
「良い感じになりましたねー」
と、大きなリアクションは無いもののご満足いただけたようです!
今回ご予算は車格的には十分なご予算をお取りいただいていたことと、
会員様ですので適応割引が相当大きいですのでオーナー様は、
「磨き優先でコーティングはさほど上級のものは求めない。」
と決めて来店なさっておいででしたが、いざお見積もりをしてみると、
全然上級クラスで行けちゃいますし、ご予算も余りました!
と言うことで、
コーティングは“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”となりました!
此れはオーナー様のご希望として、このお車の特徴である、
「曲面性をより強調するようなものが良い!」
との事でしたので、
そうなるとこのブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドがうってつけです!
此れが車格がもうワンランク大きくなってきてしまっていれば没でしたが、
小さいことが可能にしてくれました!
弊社での施工の場合は、大きいことはいいことだ、
では無く“小さい事は良いことだ”になりますねー
実際お車が小さいことは、
大きいことよりもメリットは多いでしょう!
等色々あります。
ですがデメリットも当然あります・・・
等ですが、
一番は事故時の安全性が低いことが問題でしょう・・・
衝突安全格付けなどで良い成績であっても、車対車の衝突の場合は相手の車が大きく重量車であれば、
当然小型車のほうが危険度はかなり高くなります・・・
単独事故と違い、
相手方の運動エネルギーを受けるのは此方になりますから。
ですので、車対車事故は注意が必要です・・・
オーナー様はCar Crusaders Club倶楽部員ですので、
来春のツーリングからこのお車で参加のご予定ですが、
今までのロータスエリーゼⅡに比べパワーは2/3の上、
車重は1.25倍ですので当然動力性能的には劣り遅いですが、
昔と違いバトルツーリングでは有りませんから今のツーリングペースであれば十分でしょう!
逆に快適らくちんなだけこのお車のほうが良いかも?
しかも今後の倶楽部車種構成の方向からすると、
此方のほうが雰囲気的には合っているでしょう!
以前のような変な集団から、
おしゃれな集団に生まれ変わりつつありますから。
貧乏人集団→リッチマングループ?
但し、
其れに連れドンドン高級志向に内容が変って行っていますので、
お財布にはかなり厳しい・・・
来春などは、
今までで一番の超高級ホテルを予定していますが、
此れは既にツーリングの目的がそのホテルに宿泊することになっちゃってるし?
事務局である私が基本プランを考え、役員検討の上決定して行きますが、この様な方向性になればなるほど、
プラン立ては考慮しなければならない項目は増えハードルも上がります。
ですので、結構大変なんですよー
けれど、現行メンバーは今までのように、
「予算が高すぎる・・・」
「ペースが遅い・・・」
「道の選択が良くない・・・」
「この食材は嫌い・・・」
等の個人的感覚での文句を言われる方は現倶楽部員には居ないだけ、
気は楽ですが!
この度も弊社をご利用頂きまして、ありがとうございます。
私の不注意でとんでもないアクシデントが起きてしまい、ご心配をお掛けしたうえお引取りも1週間延ばしていただくこととなってしまい、申し訳ございませんでした。
以降気をつけます。
今まで忘年会は一度もご出席いただいておりませんでしたが、倶楽部員からの提案で本年は忘年会ではなく新年会を1月中旬以降に蓼科会員制ホテルでの1泊で行う予定ですので、ぜひご参加ください。
又、数年間休止していた暑気払いBBQも今年は行なえとの強い要望がありますので、まだ日程は未定ですが空海ゆかりの地にて行ないますので、よろしければお子様奥様も引き連れられてご参加ください。
多分予算制ではなく、食器・食材持ち寄り形式で行なうと思います。
いつもいつもご利用頂きまして、ありがとうございました。
Car Crusaders Club倶楽部員
会員クラス:正会員
車両クラス:クラスS
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=03スタンダード磨きコース(ダメージのある使用過程車向け・柚子肌調整強い傷取り磨き鏡面仕上げ)
オプション施工=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×2箇所)
施工料金:122.917円税込み(正会員新規施工割引・代車使用無し割引-5%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク2+15% 適応)
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