2016年09月18日公開|ミニ
はじめてみるジョンクーパーワークスですが、
昔のミニで言えばイノチェンティみたいな特別過激モデルです!
此の車格で230ps越えですので、
その過激さは想像できますが、
ほとんどFFに乗った経験の無い私にはただの恐ろしい化け物とも写ります・・・
ご新規のお客様ですが、
此のお車にして私よりも恐らくは年配の方。
と言うことは、
相当の好き物でしょう!
但し、ノーマルモデルに比べるとかなり外装は派手ですので、此れは好みのはっきり分かれるところで、
外装モデファイが嫌いな方には一寸毛羽過ぎる感は否めないかも・・・
性能は措いて置いたとして、
ノーマルでも乗り出し価格約500万円と言うのも、
車格的にはかなり微妙な価格です。
確かに此の価格での乗用車ベースのホットモデルの輸入車となると、
フランス車かアバルト位しか選択肢は無いのも現実ではありますが、
ミニに此の金額を支払うのはミニ自体に相当思い入れがないとまず選択できないでしょう・・・
此の10年スポーツカーやレーシングカーしかほとんど興味を持てなかった私ですが、
ここにきて一気にその興味も失せ、
現在は通常の輸入車(足車使い用)だけに絞り込んでいますが、
結局はただ乗れればいいではなく現在は内装修理に多額を結局投じている始末・・・
「車は止める!」
と言いつつも、
結局は内容は今までと違っても車にお金を消費していることには変わりは無いですから、
此のどうしようもない消費癖は直りそうもありません・・・
他店様にて既に1度ヘッドライトカバーにスモークフィルムを貼られていましたが、あまりにも色が濃すぎるとの事で弊社にご相談に見えられ、
弊社の“エクスペル・ヘッドライト専用プロテクションフィルム”の施工のご依頼をいただきました!
ご選択頂いたフィルムは、
ハードタイプのライトスモークです。
他店施工のフィルムを剥がす事から作業は始まりましたが、
貼り込んであったフィルムはほとんどセロハンに近いようなもので恐らく素材は塩ビでしょう。
ですので、
プロテクション性はまったく無く且つ紫外線耐候性もほとんど無いでしょう・・・
但し此のフィルムの利点は、
素材的に伸縮率が高い為ライトカバー自体をそっくり巻き込むことが可能ですので、
意匠性的には弊社の使用するエクスペルと比較すると断然優れています!
此れは、
フィルム自体の目的がまったく違うことに起因します。
今迄貼られていたフィルムはあくまでモデファイを目的としたものですが、
エクスペルのフィルムはライトカバーの破損を防ぐことが最大の目的となりますので、
形状追従性や意匠性は二の次ですのでメリット・デメリットは微妙な判断になります。
事前に、
「ライトカバーの淵の巻き込みはできませんので淵止めになります。」
とはお伝えしてはいましたが、やはり完成後、
「淵に隙間があるのですが・・・」
との、
クレームを頂いてしまいました・・・
腕が悪いのは否定できませんが、
型紙からの型取りでの施工の為3次曲面あわせで伸び縮をさせながらの張り込みでは、
残念ながら形状ピッタリとは行きません・・・
言い訳がましいいですが、
あくまで此のフィルムサーキット用ですから。
更には1箇所浮きも出てしまわれたとのことですが、
此れもこの様な全方向に対して3次曲面処理が必要な形状ですと、
フィルム伸縮の逃げ場所がないためどうしても浮きが生じるリスクはあります・・・
ご理解をいただければ、
フィルム専用ボンドで浮きを止める方法がありますが、
多少ライトカバークリアーは変質するかもしれません。
最悪はフィルムを剥がすしかないかも?
この様なクレームになってしまったのも、
私の説明の甘さです・・・
今迄弊社でこの様な施工ご依頼を頂いているお客様は、こちらのオーナー様のようにモデファイ目的ではなく、破損防止や紫外線対策として行なう方ばかりでしたので、私自身の感覚も偏った中で、
「フィルムなんてこんなもの・・・」
みたいな、
甘えが在った事が原因です・・・
此れは今後大きな反省材料です。
この度はせっかくの施工で、ご不満をお持ちいただくようなことと成ってしまい、大変申し訳ございませんでした。
これ以上のトラブルや意匠性上ご納得がいかないようでしたら、フィルムは撤去し施工料金は全額お返しいたしますので、その際にはご遠慮なくお申し付けください。
大変ご迷惑をお掛けいたしまして、済みませんでした。
施工コース:
オプション施工=エクスペル・ヘッドライトカバー専用プロテクションフィルム(ハードタイプ=ライトスモーク)
施工料金:21.600円税込み
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