2011年05月15日|最新情報
楽しみにしていた春のツーリングが無事終了できました。
今回は総勢18名内女性3名の参加で、参加台数15台となりました。
参加車両は、
国産車:ユーノスロードスター1台・NSX1台・ビッツ1台・スカイライン1台
輸入車:ロータス5台・BMW1台・アルピナ1台・ゴルフ2台・アウディ1台・ポルシェ1台
の内訳となり天候にも恵まれるなか集合地点の松本をAM6:40分出発し宿泊地である和倉温泉に向かいました。
しょっぱなは予定コースである旧安房峠が途中で通行止めであるため引き返したりというアクシデントもありましたが、途中SS区間などをちりばめたコース内容で最初の目的地である富山市のマス寿司ミュージアムで昼食となりました。
途中のSSコースでは無線の混信で、
「車がひっくり返っている?」
との情報が入りひやりとする場面もありましたが、誤報であることが判りほっとする場面などもありましたが、あまりのハイペースに反省しなければいけないとの神の啓示であったのかもしれません。
昼食後市街地を抜け海岸線を走ってホテルまで向かう組と、ホテル直行峠道組みに別れての行動となりました。
峠道組みではエリーゼとBMW135i改とのワインディング勝負が始まり、結果としてはハンドリングマシンのエリーゼの勝利となりましたが、車両の生い立ちを考えるとエリーゼの勝利とは言い切れない内容でした。
ロータスいわんやエリーゼは生粋のスポーツカーです。
それに対してBMWはたとえM3であっても所詮は乗用車ベースの車です。
フォーミュラーカーとツーリングかとの勝負のようなものです。
この生い立ちは九十九折の続くワインディングでは大きな違いとして現れてきます。
エリーゼのエンジンはかなりのチューニングがされサスペンションもサーキットスペックにセッティングされたワインディングマシンです。
かたや135iは400ps以上を誇るハイパワー車です。
パワーウエイトレシオから考えると135iのほうが1psあたり約0.7kgのアドバンテージがありますが、ことワインディングとなるとこの様なスペックが重要というわけではありません。
どちらかというと絶対的なパワースペックよりも軽さからくる荷重移動のすばやさのほうが大きな要因となります。
当初の予想では、のぼりはパワーを利用して追いすがることはできても、下りでは約倍の車重が足かせとなり追従することは難しいと思われていましたが、結果はのぼりで多少のリード、下りでもミラーの視界からいなくさせることはできませんでした。
これは当初の予想とはかけ離れた結果です!
この様な結果になった最大の要因は、ドライバーの車の基本性能を超越するがごとき腕と度胸に他なりません。
まったく恐れ入りました!
但しこの様なバトルは車の性能8分、腕の限界8部に押さえた中でのやり取りでなくてはいけません。
あくまで公道であることを忘れてはなりません。
そんなこともありつつホテルでは温泉や海の幸を堪能して2日目に備えました。
2日目は観光組みと、走り足りない組とに分かれての行動となりました。
観光組みは兼六園で見学等をして古都金沢を楽しみました。
走る足りない組は、奥能登まで足を伸ばし能登半島最北端の灯台で昼食となりました。
驚いたのは内陸部の道路の整備が非常に整い、交通量もほとんどなく長野県の峠道以上に快適なツーリングを楽しめたことです。
此処は大変お勧めのツーリングコースです!
その後北陸自動車道 小矢部川PAで落ち合いしばらく歓談の後帰路に付くこととなり此処で数台が解散となりました。
帰りのコースは高速道路で高山まで行き、安房トンネル入り口で最後の集合の後各自解散となりました。
今回は初参加者も多い中かなりのハードスケジュールでしたので、かなりお疲れの様子でしたが、皆さん笑顔の中でお別れすることができ、一台の故障車や事故・違反もなく無事に終了できたことは何よりでした。
ご参加していただいた方々は本当にお疲れ様でした!
今回スケジュールが合わず断念された方々もぜひ秋のツーリングにはご参加ください。
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